漢字(東名埼玉センター) | 株式会社トランス・グリップ
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本日のブログは、東名埼玉センター松澤が担当いたします。
よろしくお願いします。
さて、酷暑続きだった8月ももうすぐ終わり、我が家の子供達は新学期が
始まろうとしています。
今年の夏も例年の如くこんな事や
あんな事
更にはそんな事まで
去年以上に色々な体験をしたようで、皆、肌の色が健康的な小麦色になるくらい
夏をエンジョイしていました。マツザワ家の子供たちはこうでないと。
ちなみに、私も久し振りの制限のない夏…
エンジョイしました!
とは言え、実は私1ミリも泳げません(笑)
そんな我が家、今年は長男が夏休みの宿題で騒いでないなぁと思っていたら、
私がブログを書いている今日(8/25)。
明後日より新学期が始まるというのに1番苦手な漢字ドリルが残っていることが発覚。
家内に怒られながら朝から半泣きでやっているそうです。
マツザワ家、夏の風物詩がハジマリマシタ。
何でも卒なくこなす我が家の長男ですが、小学校入学当時より、如何せん漢字が弱い。
世界で活躍するかもしれないその時に、漢字が読めない、書けないとなれば
「OH! 日本人なのに漢字が書けない? HA!HA!」と世界中から
笑われてしまうかもしれない…これはどげんとせんといかんばい!
ということで、漢字の成り立ちを知れば、多少漢字に興味を持つかなぁと思い
後日、下2人を寝かしつけながら、とうちゃん、ネットで調べましたよ!
調べた結果…
4世紀に「王仁【わに】博士」によって中国から伝来した漢字は、
どのようにしてできたかということを元にして4種類に分類され、
以下の通りです。
①象形(しょうけい)文字
例:「山」「日」「月」等
目に見えるものの形を線で描いた絵をもとに作られた漢字
②指事(しじ)文字
例:「上」「下」等
形として表しにくい事柄を点や線で示し、その図をもとに作られた漢字
※数が少ない
③会意(かいい)文字
例:「明」「岩」「森」等
象形文字や指事文字などを2つ以上組み合わせ、元々の漢字とは
別の意味を表す文字となった漢字
④形声(けいせい)文字
例:「晴」「問」「味」等、発音(音読み)を表す漢字と、
意味を表す漢字が組み合わさってできた漢字
※漢字の80%はこれです。
その中でも、面白い成り立ちのものをちょっと紹介しようと思います。
まずはこの時期に大量発生する【蚊】
漢字を見てみると”虫”と”文(ブン)”から成り立っています。
耳元でブーン(文)と嫌な音を出す虫ということでこの漢字ができたとされています。
※中国で「文」は「ウェイ」
蚊の羽音も「ウェイ」。偶然にも日本と一緒。
そして、
ポジティブな意味合いで使われる【幸】
【「辛い」に「棒を1本」を足してごらん。「幸せ」になるよ。】
なんていうスーパーポジティブなフレーズが有名ですが、実は成り立ちは
罪人にはめる手枷(今でいう手錠)を示しています。
かつての中国では、罪人にあまりにも残虐な罰を与えていた為、
手枷をはめられるだけで済むというのは、当時とても「幸せ」と
されていたようです。
まさしく【甘い言葉には裏がある】ということですね。 (笑)
と、紹介したのはごく一部ですが興味のある方は調べてみると面白いと思います。
“英語は共通語”と言われますが、日本人として生まれてきたので、外国語を覚える前に
土台となる母国語はしっかり覚えてほしいものです。
何事も基礎は大事。
と、口をすぅーっぱくして長男に言っていますが、彼には全然響かず。暫くこの攻防戦、続きそうです。
以上、東名埼玉センターの松澤の投稿でした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。