温故知新(東名埼玉センター) | 株式会社トランス・グリップ
当ホームページをご覧いただき、ありがとうございます。
本日ブログ記事は、東名埼玉センターの松澤が担当いたします。
新年あけましておめでとうございます。
今年も無事に新年を迎える事できましたが、昨年末から国内では地震が頻発しています。
また、世界でオミクロン株の流行の兆しが見え始めるなど、まだまだコロナウイルスと人類の戦いは
続きそうです。
しかし、そんな逆境に負けることなく、東名埼玉センターは持ち前の明るさと団結力で
今年もどんな困難も乗り切っていきます!
前回のブログの通り、昨年の暮れに私のコレクションの強制保管も無事終了し、 →前回のブログ
松澤家は歳神様バッチコーイ!状態で年を越すことが出できました。
そんなコレクションを渋々実家に持って行き、物置でスペースを作っていたところ、
気になった箱が・・
カミーユばりのニュータイプ能力で、直感的に“何かある…”と悟った私。
中を開けてみると…
この二眼レフカメラを筆頭に、80年代のフィルムカメラや60年代の8mmフィルムビデオカメラが!
私の家系で写真家はいませんので、年代的に祖父の趣味だったのでしょう。
二眼レフカメラは東京光学製 Primoflex 4A という機種で、1954年に発売されたカメラだそうです。
今から実に68年前。
米軍の水爆実験に巻き込まれる形で日本のカツオ漁船「第五福竜丸」が被爆した事件への警鐘として、
映画「ゴジラ」が初上映された年です。
ちなみに、東名埼玉センターで働く社員・パートさん含めて、ほぼ全員産まれておりません。(笑)
そんな時代に電子制御盤はおろか、充電池でコードレス小型家電が動くわけもなく、完全に機械仕掛け。
オートフォーカスも手振れ補正機能もございません。
でも、電池も電子制御盤も無いのに機械仕掛けで写真が撮れるのは、当時から日本の工業製品の精度は
群を抜いていたのが伺えます。
しかも12枚しか撮れません。
今や32GのSDカードでも約5200枚写真が撮れ、指1つで写真を削除できるのに。
ちなみに、昔よく使っていたあの使い捨てカメラでさえ27枚撮りです。
この時代に12枚!?と思うかもしれませんが、オートフォーカスも手振れ補正機能も
液晶も付いていない為、1枚取るたびに感じる緊張感と、現像しないと何が撮れているかわからない
わくわく感が今のカメラにはない楽しさなのではないかと思います。
何でもこの二眼レフやフィルムを使ったカメラが、今、巷では流行っているとか。
シャッターがどこか、ちゃんと動くのかすら分からない状態でしたが、Google先生に教わりながら
なんとかシャッターは切れることがわかりました。
ですが、やはり年代が年代ですので、主要のレンズ類がカビで曇ったりしており、
ちゃんとした写真を撮ることは現状無理そうです。
私が見つけたのも何かの縁ですので、きっと父親たちを映してきたであろうこのカメラ。
時間はかかると思いますが、分解・洗浄して使用できるようにし、子供たちに引き継いでいこうと思います。
もちろん、他のカメラも同様に。
以上、松澤の投稿でした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。