東埼玉営業所今回で44回目のブログを公開いたします。
ブログの更新をさせていただきます後藤です。

今回は我々ドライバーにとって無くてはならない相棒であるトラックを紹介したいと思います。
相棒と言っても当社は個人専用車輌では無いため、私が入社してからの１年間で
最も頻繁に乗車しているタイプの４トン車を紹介します。

個人専用で無い事もあり車内に余計な物は一切無く運転に集中できる環境です。

車名：いすゞ　フォワード
エンジン：5.2リッターディーゼルターボ
トランスミッション：ＭＴモード付きＡＴ
全長：8300ｍｍ（アクア約２台分）
全幅：2490ｍｍ（大型車とほぼ一緒）
全高：3380ｍｍ（わたくし約２人分）
最大積載量：3100ｋｇ（わたくし約45人分）

ミッションは「スムーサーＦ」と呼ばれ乗用車のトルコンＡＴとは少し違います。
ＭＴに近い機構を機械が変速してくれてドライバーの負担を軽減してくれるイメージです。
トルコンＡＴよりも伝達ロスが少なく、重量のあるトラックに適しています。

ＡＴですがＭＴモードを積極的に利用したり、アクセルとブレーキの２つのペダル
の踏み加減で意図的に最適なギアを選択して走ることで、
よりスムーズに、より低燃費で走行できるのでドライバーの腕の見せ所です。

ちなみにスムーサーＦの「Ｆ」はフォワードのＦであり小型トラックのエルフは「スムーサーＥ」
大型トラックのギガは「スムーサーＧ」となっております。
そしてブレーキは乗用車や小型トラックの油圧ブレーキとは
異なりより強い制動力を発揮するエアブレーキになっています。

タンクに貯めた圧縮空気を利用して踏力を伝達する仕組みになっており非常に強力な制動力を発揮します。
注意点として、踏んだり・離したりを短時間に繰り返す「バタ踏み」を行うとタンクのエアが不足し
急激にブレーキの効きが低下するのでエアメーターの数値にも気を付けます。

また、ペダルの踏み加減が難しく軽く踏んでも全く効かず強く踏むと効きすぎるので操作に慣れが必要です。
私はいまだに休み明け一発目のブレーキはカックンカックンしています。

以上、こんな中型トラックと共に日々安全運転でお客様の元へ商品をお届けしております
マニアックな内容にお付き合いいただき有難う御座いました。