「忘れてはいけない日」と「私の趣味~第3弾~」(管理部) | 株式会社トランス・グリップ
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本日のブログを担当します、管理部の佐々木です。
よろしくお願いいたします。
今日、3月11日は12年前に東日本大震災で甚大な被害をもたらした日です。
私の住む地域では被害も少なく、私も家族も怪我をする事はありませんでした。
物資の不足、計画停電、ガソリンスタンドでの行列など通常通りとはいきませんでしたが、
自宅で生活できていました。
そんな私にとって、この12年間は「もう12年も経ったのか」という感覚ですが、
被災された方達にとってはそんな簡単なものではなかったと思います。
今、私にできる事は少ないかもしれません。
でも、この日を忘れず、防災への意識を高め、備えること、家族や友人達との絆を
考える日にしたいと思います。
話は変わりまして・・・
私の趣味、第3弾です。勝手にシリーズ化してます😅
今回は読書のお話です。
読書が好きで、学校の図書カードを何枚も更新していた小学生時代。
その頃のお小遣いは、本か手芸に消えていたと思います。漫画もよく買ってました😚
若かりし20代の頃、職場の読書好きの先輩から面白い本をたくさん教えてもらいました。
今でも読み返す本が何冊かありますが、その中の1冊をご紹介します。
「春にして君を離れ」アガサ・クリスティー著
アガサ・クリスティーといえば推理小説が有名ですが、この本は探偵も出て来なければ
殺人事件も起きず、主人公は主婦です。
遠く離れた所に住む娘の看病に行った帰りに悪天候で列車が止まり、数日間足止めをされ、
誰とも連絡が取れない場所で、列車が動き出すまでの間にこれまでの自分を見つめ直す、
というお話です。
作中の「わたしがこれまで誰についても真相を知らずにすごしてきたのは、こうあってほしいと
思うようなことを信じて、真実に直面する苦しみを避ける方が、ずっと楽だったからだ。」という
言葉が印象的です。
私は自分の気持ちが荒(すさ)んだり、人に対して嫌な感情を持ってしまった時などに
この本を読み直し、自分の思い通りにすることだけがいい事ではない、と思うようにしていました。
子供を持つようになってからは、子供が思い通りに行動してくれずイライラした時などに、
この本の事を思い出し、戒めとしています。
先日、しばらく仕舞い込んでいたこの本を引っ張り出し、再読しました。
子供が大きくなってきて自分の時間が増えてきたので、読書を含め、趣味の時間を
持てるようにしたいと思う、今日この頃です。
う~ん、古いですね😅
以上、管理部の佐々木でした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。