安全講習会はじまりました(業務品質部) | 株式会社トランス・グリップ
いつもありがとうございます。業務品質部の佐藤です。
よろしくお願いします。
毎年恒例、安全講習会を5月26日(水)よりスタートしました。
SOMPOリスクケアマネジメント(株)様と(株)髙山様のご協力の下で
運転適性診断を行っています。
2021年安全講習会テーマ・内容
①適性診断(面談なし)
・運転適性において自分の良いところ
・運転適性において自分の弱点
・今回の運転適性診断の結果を、これからのトラックの運転で、どのように活かすか
②交通安全ニュース(面談なし書類配布)
・令和2年の事故の特徴と対策
・新しい生活、新しいリスク
・アクセルオフについて
今年は東京都多摩地区からスタートし、現在3拠点が終了、残り8拠点、配送系全11拠点の
約250名の全乗務員と、お世話になっている派遣会社様の乗務員、協力会社様の乗務員、
地区によってはフォークリフト乗務員が7月中旬までに順次受診していきます。
昨年同様バスタイプは中止
全て機材持込型で行っています
※今年の受講の注意事項
①実施場所では「十分な換気」を確保ください。
②多数の受診者が集中しないよう、実施場所には「受診者のみが入室」するなど、
スケジュール調整をお願いします。
③受診者は「事前に体温チェック」を実施のうえ、「マスクを着用」して受診ください。
また、「発熱のある方」「咳など体調不良の方」「発熱のある方との濃厚接触者」の受診は
もちろん控えください。
④アドバイザーは「マスク着用」のうえ、受診者の間近で発声しないよう「一定の距離」を取りながら、
「簡潔な説明」に心がけますので、この点をご理解ください。
社内ルールを守っていれば、なんら問題ありません。
※運転免許証も使います、携帯して参加してください。
検査項目は、以下の5項目です。
① 注意配分・認知注意の集中分散
② 適度な精神緊張の維持
③ 状況処理の巧みさ
④ 反応動作の速さ
⑤ 動作の確かさ見込み反応
◆運転適性診断とは
適性診断とは、悪いところはダメ、良いところは安心、ではありません。
検査結果が良いからと言って、事故を起こさないわけではありません。
我社の事故の実績として、乗務員が「危ない」と思っている時や、
新任乗務員が一番慎重になっている単独したてのころは、事故はありません。
本気の実力を発揮したら、我社の乗務員は全員事故を起こしません。
「ここは大丈夫」「今なら大丈夫」と思って油断している時、そして、新任乗務員については、2点。
①個人差がありますが、運転に自信がついてきた頃です、最初は「大きいな、狭い所緊張するな」
と思っていたトラックの運転が、「人には言えないけど、俺大丈夫そうじゃん」と自信が無自覚で過信、
表現が難しいですがトラックの運転の怖さが和らぐ頃に発生しています。
②もう一つは「背伸び」もしくは「いらない気づかい」
ベテランであれば行かずに止まって待っているところを、これぐらいのスペースはトラック野郎たるもの、
とっとと行かなければいけないんじゃないか、と「急ぐ必要もないのに」周りに気を使い無理をするときに
発生しています。
性格的には周囲に気を使い良い性格なのかもしれませんが、状況によっては仇となります。
いらない気を使い、事故を起こしていたら、かえって周りからヒンシュクですし、世の中に迷惑をかけています。
トラックは自分の判断で胸を張って止まるのが仕事です。トラックは待つのも仕事の、もう一つの所以です。
逆に診断結果が悪かったからといっても、10年以上無事故の乗務員さんがほとんどです。
適性診断の結果を真摯に受け止め、自分の運転技術に過信しない事、ゆとりがある状況の時こそ油断しない事、
自分の仕事である「乗用車とは違うトラックの特性」に合わせ、徹底的にトラックの運転をする事が大切です。
そして、悲しい事ですが、身体機能は年齢とともに低下するも自覚し、ハンドルを握る事も大切です。
トラック、物流を通じて、世の中の交通安全をけん引する良い仕事をしていきます。
今日も安全第一!
以上、業務品質部の投稿でした。お読みいただき、ありがとうございます。