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トワイライト・ON(業務品質部) | 株式会社トランス・グリップ

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2019.09.07

当ホームページをご覧いただきありがとうございます。
本日のブログ記事を担当します、業務品質部の野崎です。
よろしくお願いします。

さて今回は、夏も終わり秋になったという事で、「薄暮」と「ライト」に関して記していこうと思います。

秋と言えば、「秋の交通安全運動」が有名です。
この時期には、日没関係の事故が増えてきます。
秋は徐々に日が短くなりはじめ、夏と比べると周囲が暗くなる時間がかなり早まってきます。

クルマの運転中に薄暗くなると、無意識にスピードを出しすぎてしまったり、
視界が悪くなって危険の察知が遅れたりする傾向があります。
実際に、交通事故も夕暮れ時(夕方)16時から18時の時間帯に多く発生していることが分かっています。
0907業務品質

明るい時間から暗い時間への変わり目にあたる薄暗い夕暮れ時、特に16時~18時の時間帯は、辺りが「急激」に暗くなるため、
ドライバー・歩行者ともに視認性が下がってしまい、お互いの接近に気づきにくいと言われています。

なおかつ、その時間帯は仕事や買い物を終えたドライバーの帰宅時間であり、
また、子どもたちにとっては下校時間でもあるため、人も車も交通量が多く、
そして1日の疲れが出て注意力が低下しやすい時間帯でもあります。

このように、薄暗い夕暮れ時は事故が起きやすい環境にあるといえます。

今、上記で「急激」を強調しました。
秋の屋外での明るさは、日没後の30分間で急激に変化するという実験結果があります。
単に薄暗い時よりも、明るさが急激に変化するほうが運転に支障をきたしやすいと考えられます。

ここで突然ですが、「薄暮」の意味を見ていきましょう。
日没前、そして日没後のまだ薄明るい時間帯(日没前後1時間)が「薄暮」になります。
太陽が地平線の下に完全に隠れた状態でも、すぐに真っ暗闇にはならず、薄明るさが残っています。
それはなぜかというと、太陽光が大気中に散乱しているためです。
「日没前は、まだ明るいけれど、気づけば暗くなっていたという事もあり得る時間帯」であり、
この時間帯に注意を喚起することは交通事故を減らすことに繋がると考えられます。
0907業務品質②

そんな事故が多い時期・時間・環境だからこそ、ドライバーさんには夏以上に次に挙げるポイントを実行して頂きたいと思います。

1.ヘッドライトの早期点灯
視認性が悪くなるため、他のクルマに自車の存在を知らせることが効果的です。
早めにヘッドライトを点灯させると周囲のクルマに対してしっかりと自車を認識させることができますので、
他の車から見落とされて事故に巻き込まれてしまうといった危険性が減ります。

また、ヘッドライトを点けることで歩行者・自転車に早く気づけるだけでなく、歩行者や自転車に
クルマが近づいていることを知らせる役割も果たせるでしょう。
目安は日没前の30分前です。

1.意識的にスピードを控えめにする
視界が悪い時間帯は実際に出ているスピードよりも遅く感じやすいため、日中よりもスピードが出てしまいがちです。
そのため、時々スピードメーターをチェックして、適切な速度を維持しているかを確認してください。
スピードが出ているととっさの判断が間にあわず、重大な事故につながります。
夕暮れ時から夜間にかけては意識的に速度を落として、慎重な運転を心がけましょう。

周囲が薄暗くなり始める中で、ドライバー、歩行者、自転車利用者に共通して重要なことは
自身の存在を周囲に知らせること」であることはわかっていただけたと思います。

全然難しい事ではありません。ただ「ライト」を点ける事、ただ「速度」を意識する事。
これだけでも、事故に繋がる可能性はかなり減少するとの結果が出ています。

安全が第一です。自身、家族、友人・知人を守るためにも、少しでも上記内容を意識していただければ幸いです。
最後までご拝読ありがとうございました。

0907業務品質③

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