お盆の渋滞 (業務品質部) | 株式会社トランス・グリップ
当ホームページをご覧いただきありがとうございます。
本日のブログ記事を担当します、業務品質部の野崎です。
よろしくお願いします。
さて今回は、夏の風物詩「高速道路の渋滞予測」についてです。
2019年のお盆期間は8月13日~8月16日の4日間となっていますが、
そこに土日祝日が入って8月10日~8月18日までの9日間がお盆休みとされることが一般的です。
まず、お盆の始まりの日である8月11日(土曜日)、この「山の日」はお盆休み初日ですので、
毎年必ず渋滞が数十キロに渡り発生しています。
また、次の日の8月12日(日曜日)、この日も同様に帰省ラッシュが続いていますので、
毎年必ず渋滞が発生します。
一方、Uターンラッシュについてですが、お盆終わりに当たる8月17日(土曜日)~
8月18日(日曜日)がピークとなるでしょう。
そして、ここからは高速道路毎の渋滞予測をご紹介していきたいと思います。
毎年お盆休みの渋滞ニュースをチェックしている方だとご存知だと思いますが、
高速道路が混雑する日や時間帯と言うのは毎年ほぼ同じです。
ただ、高速道路毎に若干のバラツキがありますので、利用される予定の高速道路
の混雑ピークだけでも覚えておくと良いでしょう
◆「東名高速道路」
東名高速道路は、主に東京都から神奈川県・静岡県・愛知県を繋ぐ高速道路ですが、
他の高速道路に比べて意外と渋滞距離が短いのが特徴です。
短いとは言っても、最低でも30km以上の渋滞が発生しますので油断は禁物です。
◇帰省ラッシュピーク
8月10日(土) 7:00~12:00
伊勢原バス停付近 37km
◇Uターンラッシュピーク
8月17日(土) 15:00~17:00
大和トンネル付近 35km
※伊勢原バス停付近から渋滞が発生することが多くなっています
◆「東北自動車道」
東北自動車道は、主に埼玉県から東京都・群馬県・栃木県・福島県・宮城県・岩手県・
秋田県・青森県の東北地方を結ぶ日本最長の高速道路で、最も渋滞が起こりやすい高速道路と言えます。
渋滞が起こった際の渋滞距離も非常に長く、お盆休みの期間だと40km~50kmの渋滞が
発生することも珍しくありません。
◇帰省ラッシュピーク
8月10日(土) 8:00~15:00
西那須野塩原IC 48km
◇Uターンラッシュピーク
8月17日(土) 12:00~17:00
上河内SA付近 45km
※西那須野塩原IC付近から渋滞が発生することが多くなっています
◆「中央自動車道」
中央自動車道は、主に東京都と山梨県・兵庫県・長野県を結ぶ高速道路ですが、
お盆期間は毎年30数キロの渋滞が発生することが一般的となっています。
また、高速道路の事故件数もワースト入りするほど多いものとなっていますので、
渋滞中のゆっくり運転だからと言って油断は禁物です。
◇帰省ラッシュピーク
8月10日(土) 8:00~15:00
相模湖IC 39km
◇Uターンラッシュピーク
8月17日(土) 12:00~17:00
小仏TN付近 20 km
※相模湖IC付近から渋滞が発生することが多くなっています
◆「関越自動車道」
関越自動車道は、主に東京都から埼玉県・群馬県・新潟県を結ぶ高速道路で、
お盆期間は毎年40数キロの渋滞が発生することが一般的となっています。
渋滞距離がかなり長くなりやすい高速道路ですので出発前には必ずトイレを済ませておき、
水分補給も調整しながら行ったほうが良いでしょう。
同様に、40キロ以上に及ぶ長い渋滞にハマるとチョロチョロ進む運転がずっと続きますので、
ガソリン消費も案外激しいです。
◇帰省ラッシュピーク
8月10日(土) 8:00~15:00
花園IC 43km
◇Uターンラッシュピーク
8月17日(土) 12:00~17:00
高坂SA付近 40km
※花園IC付近から渋滞が発生することが多くなっています
今回は帰省ラッシュ・Uターンラッシュの渋滞ピーク日時をご紹介してきましたが、
お盆はピーク時以外でも渋滞は発生しやすくなっています。
最後に一つ問題です。
NEXCO西日本管内の高速道路で、2016年中に起きた渋滞発生時の死傷事故率*は、
渋滞していないときに比べどのくらい比率が高かったでしょうか?
(1) 10倍以上
(2) 20倍以上
(3) 30倍以上
*死傷事故率:交通量(台)×距離(km)あたりで発生する死傷事故の件数
答え:(3) 30倍以上
渋滞時こそ安全運転・無事故をしっかりと心がけたいものですね。
渋滞回避しながら、安全運転で快適なお盆をお過ごしください。
最後までご拝読ありがとうございました。